2012.8.2(木) ネコっていいね!倶楽部公認のちよだニャンとなる会さんの活動を見学させていただきました。
前日の8月1日にちよだニャンとなる会さんの香取章子さん、古川尚美さんに連絡をしたところ、「明日来ませんか?」とのこと。東京駅丸の内口を出てすぐ、新丸ビルとの間の緑地帯で子猫が出没しているとの情報を得て、トラップケージ(捕獲器)をセットしてあるとのことでした。
早速、朝から出かけてみました。
このあと、保健所の人が回収して動物病院に運んでくれます。その前にどこの動物病院で受け入れてもらえるか確認、手配を苦労しながら香取さんが調整されていました。
数日前に保護された猫。ボランティアさんの自宅で元気に里親探しの準備中でした。
ちよだニャンとなる会さんでは、生後3ヶ月くらいを基準に、3ヶ月未満のコは元気に長生きできる状態で里親さんにお渡しできるように、寄生虫、真菌、ノミ等を駆除して、里親探しを行います。
3ヶ月以上のコは、避妊、去勢手術を行って、状況に応じてもとの住処や安全な場所に戻します。(避妊、去勢手術の費用はボランティアさん個人でたてかえておいて、千代田区に申請すれば、後日助成金が交付されるそうです。現在、都内23区内のうち、21区で避妊、去勢手術費の助成金制度がありますが、区によって金額等が異なります。)
猫は、飼い主がいないからといって、捕獲されることはありません(飼い主不明の犬は、狂犬病予防法にもとづき行政に捕獲が義務付けられています)。
しかし、飼い主がいない猫が産んだとみられる子猫は、行政に通報があれば、引き取られ、ほとんどが殺処分になります。
千代田区では、保健所とちよだニャンとなる会をはじめとする区民・在勤ボランティアが
協働でTNR(一時保護・去勢不妊手術・元の場所に戻す)を実施するとともに、子猫をできるかぎり保護、譲渡しています。
こうした取り組みが実を結び、2年前から殺処分0を維持しています。今後はちよだニャンとなる会さんをモデルケースとして、行政と連携・協力しての活動が全国に広まることを願います。
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